チリからのメール!
知り合いのスコットランド人の青年からメールが届きました。
日本をたち、奥さんの国チリに立ち寄ってから母国へ帰ると言っていたデイビッド。
今頃は当然スコットランドと思いながら、ちょっと気になって先日メールを送りました。
「今、スコットランドでしょ?まさかチリじゃわよね?奥さんのご家族はご無事かしら?」と。
その返事でした。
「チリにいる。ずっと停電で、今日ようやくサンティアゴに戻れたのでメールができた。」と。
なんとニュースに度々映るコンセンプシオンのすぐ近くの街で被災していました。
人が立っていられないほどの揺れ。建物が崩壊する揺れ。
どんなに恐ろしかったことでしょう。
サンティアゴに戻るまでの数日、どんなに大変な旅だったでしょう。
そしてそのサンティアゴもあちこちで家が崩壊している様子。とても心配です。
「何か出来ることはない?」とメールしましたが、本当に遠いです。
我が家のエルと大の仲良しだった彼のメールの最後が、
「エルによろしく」だったことに心のゆとりが感じられましたが。
地球の裏側の出来事が改めて身近に恐ろしく感じられました。
それぞれの国からやって来た日本で知り合い結婚した二人。
その直後に奥さんの深刻な病気が見つかり一生懸命戦っていた若いふたり。
楽しいはずの新婚生活も病院通いばかりで。
穏やかで朗らかで温かいデイビッドの安全と幸を願うばかりです。
そしてあの地震の中、ふたりが無事だったことに感謝します。