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ビックリしたなぁ、もぉ!

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「ビックリしたなぁ、もぉ!」このフレーズ知っている方は同年代?(^^)
最近ビックリしたことがいくつかありました。

まずは日曜の夕方、中年夫婦とエルでのんびりお散歩しておりました。
通りから美しくクリスマスのイルミネーションで飾ったお家が見えました。
ほんのちょっと路地を入ったところのそのお家はそれはそれはもうディズニーランドのよう。
イヤ、もっと品がいいかな?とにかく夢のような眺めです。

優しく動くトナカイさんに子供のように見とれ、と~っても幸せな気分になっていたところ、
いきなり大声で怒鳴られてしまいました。「ここに車を止めない!!」
ああ、いました。車で見に来ている先客が。
お隣のお家のご主人は、通りがかりの私達を車の持ち主と思ったのでした。

弁解もせず、かといって「ごめんなさい」も言わず私達は帰ってきました。
気分はジェットコースターのように急降下でしたが、
心楽しいイルミネーション、近隣の方には結構イライラされている方もいるのかもしれませんね。

まぁ、そんなビックリはまだいいのです。
美しいイルミネーションを見るたびに、思い出してちょっとシュンとしますが、
意外と気弱なもので・・・(*^^)
もっとビックリしたのはこちらです。

高校入試が近づいてきました。前期試験が1月、後期試験が2月です。
我が家には1人、隣の市から来ている生徒がいます。
隣り合ってはいますが市の規模も大違い、こちらは「里」あちらは「町」という感じでしょうか。
その彼女から聞いた話に唖然としました。

実は彼女の数学の授業があまり進んでいないのは気になっていました。
入試に必須の「三平方の定理」にまったく入ってもいない。
教科書中盤をゆっくり進む授業。
「だから塾の分厚い問題集をやるために学校に来ない子が多い。」というのです。
30人そこそこのクラスで10人休んでいるそうです。
残り少ない中学生活なのに、彼女の班は二人しかいなくて寂しいとも言っていました。

ビックリしました!何か間違っています!
大学入試前の高校生なら、確かに「自宅学習」というのがありました。
息子達の高校入試の頃を思い出すと、数学の先生はこの時期には教えるべき所は終え、
入試対策の問題を効率よく練習させてくださっていました。
親として学校や先生に全幅の信頼を置いていました。

ゆとり教育が誤った方向に進み、学校では時間不足となり、
5教科すべて塾での勉強を主とする子どもたち・・・
義務教育である中学の欠席を認める親たち・・・
なんだか飲み込めないことばかりです。

やはり私がやりたかった塾の時代は終わったと思いました。
先日、中2の子どもたちに「世界が100人の村だったら・子ども編」を読み聞かせました。
子供たちは結構心動かされているように見受けられましたが、
こんなことしている塾は、もうたぶん風前の灯・・・(v_v)

写真は全く関係ありませんが、エル目線で撮ってみました。
午前中、エルはソファーの肘置きに頭をのせこの景色を眺めています。
黄色と赤の間にお母さんの姿が見えるまで。
1週間前の写真ですが、今はすっかり落ち葉になりました。