今日もブログ日和

犬・本・料理大好き!節約しながらエンジョイシニアライフ♪

無題

タイトルが思い浮かびませんでした。

昨日、昼に仕事が終わってから夫とエルとで、
いつも初詣に行く近所の大きなお寺に行って来ました。
前にも写真をUPした一山全山境内の大きなお寺。
清涼な空気に厳かな思いで今年の無事のお礼を言ってきました。
私達夫婦のそんな穏やかに時間に友が辛い体験をしているとも知らず。

今朝早くに電話のベルが鳴りました。
いつも明るいE子さんの泣き声「パパが亡くなっちゃった~。」
膵臓ガンの発見から3月足らず58才でした。
歯科医の彼は、抗ガン剤を投与しながら診療を続けました。
そして週末の休診日を待つように脈拍が弱まりあっけなく逝ってしまったそうです。

我が家の中では、誰もけがも病気もせず安泰な年でしたが、
まわりの50代の知り合いの中では、彼岸に居を移してしまったり、
危ういところでこちらへ生還したりということが最近とても多いです。
病と死が本当にすぐ近くをすり抜けて行っている、そんなことを考えていた矢先でした。

亡くなった人、大病からなんとか立ち直り病と共生している人、
その誰を見ても何も悪いことはしていません。社会的にも健康的にも。
健康か否かは、くじの当たりはずれのような気すらしてしまいます。

人生の、季節で言えば秋・晩秋に倒れてしまった人々のなぜか笑顔ばかりが浮かびます。
E子さん夫婦・私達夫婦いっしょにワイルドワンズのライブを楽しんだのは昨年だったでしょうか。
うれしそうな楽しそうなご主人のお顔が昨日のことのように思い出されます。

料理好きな彼の枕元には、蕎麦打ちや料理の本が数冊供えてありました。
1週間前に自分で買ってきたのだそうです。作らずじまいでした。
「生かされている」時間を大切にしなければならないのでしょうが、
切ないです・・・