友人の1人、中3と浪人中の息子さんを抱え頭の痛い時期です。
昼間、ため息混じりの彼女を励まして別れてきたのに、家に帰るとこんなメールが来ていました。
「悪いことが手をつないで来ているみたい。泣きたい・・・」と。
↑息子達二人ともの成績がふるわないことです。(中より上の成績です、念のため)
自分に目を向けるって、パソコンを勉強するって、さっき話して笑顔で別れたのにぃ。
すぐに返信しました。
「悪いこと?病気?離婚?夫の会社が倒産?子供がぐれた?誰か亡くなった?
受験や成績は重要なことだけれど、長い人生のほんの一部だと思うの。
お母さん!今夜は柚子湯にでも入って身も心もゆったりしましょ!」
その後返事はありません。ああ、またやっちゃった。聞き流しておくんだった。
「自分の感受性くらい自分で守れ馬鹿者よ!」
茨木のり子さんの言葉を思い出しました。
励まし力づけるべきか、聞き流して「let it be」の姿勢でいるか、
後者が下手な私は、いつもいつも戸惑います。1人で空回り。
意外と人は「聞くだけ」を望んでる・・・ってだんだんわかってきたのにね。
「そうね~」って一緒に下降調のため息ついて。でも、それちょっと苦手です。
さぁさぁ、私も柚子湯に入ってすっきり眠りに就きましょう。