また、バカなことを!
「愛国心」を通知票の評価項目に上げている学校があり、
その数は全国的に増える見込みとか・・・
愛国心は大切だと思っています。
ひいては地球全体を愛する心は、子供に限らず大人にも必要なことと思っています。
だからといって、それは評価するべきものではないでしょうに。
だいたい生活態度を評価することがどれほどの意味があるのでしょうか?
長男が小学校1年生の時、「基本的な生活習慣」に良くない評価が付きました。
「基本的な」この言葉は親にとっては、ましてや小学校にあげたての親にとっては、大打撃でした。
落ち込みました。いや、今も心のどこかで長男をそういう目で見ているかも・・。イカンイカン。
もし、あの時、数字や○×ではなく、言葉で、
「脱いだ服がたためません」とか「机の中がごちゃごちゃです」と伝えていただけたら、
新米の母親の心はずいぶん救われ、改善の方向も探れたでしょうに。
私自身は小学生の頃、生活態度の評価はとってもいい子供でした。
でもね、今だから言うけれど、それは空気が読めたというだけのこと。
「よい子」はどんな行動をするのか、子供なりにしっかり把握していたというだけのことです。
そういう大人の空気が何となく読める子が「愛国心」でもいい評価を受けるのでしょうか?
愛国心を何で測るのでしょう?マニュアルでも作るんでしょうか?
ばかばかしい!この国はどうなっていくのでしょう?
ああ、今日もまたニュースに腹を立ててしまいました。