読売新聞朝刊1面の記事です。
狂犬病接種5割
1985年にはほぼ100%だった接種率が2005年には75%に落ち込んだ。
しかも、未登録の犬が増加し実際の接種率は50%前後。
狂犬病は致死率ほぼ100%の怖い病気です。
確かに国内の犬の発症は1956年以来ないけれど、世界的には根絶された病気ではなく、
最近の例を見るまでもなく海外から入ってくることは容易に考えられます。
愛犬家として、「排泄物の始末をしない」だけでなく、
こんなところにまでもモラルの低下が見られるとは驚きました。
ちなみに3年接種させていない飼い主には20万円の罰金刑だそうです。
「犬を飼う」ということは暮らしや心を豊かにするひとつの形だと思うのですが、
接種率50%はなんとも残念で腹立たしい数字です。かつて100%という時期もあったのに。
ちょうど、今日、エルにも初めての狂犬病接種のお知らせが来ました。