今日はケイではなく、実家のボーダーコリー、スバルです。
昨日、母の93才の誕生日祝いに実家へ行きました。
次男夫婦も一緒に行ったので、チョコチョコ動き回るひ孫が、
母には何よりのプレゼントだったようです。
とても元気な93才、笑顔いっぱいの誕生日でした。
家族より早く家を出て、私は実家へ行く前に近所の友を訪ねました。
もうひとり、中学からの友と駅で待ち合わせ二人で訪ねました。
抗がん剤治療をやめ、先月から自宅療養を始めた友。
正直、訪ねるのが少し怖かったです。どんな顔で何を話そう。
やつれた友の姿を想像してしまったり・・。
全て杞憂でした。
明るく楽しげにレイアウトされた部屋、とてもいい香りもします。
介護用ベッドで横になる友は痩せたけれど、やつれた感じではありませんでした。
しかし、状態がよくないのはよくわかりました。日々、変化するようです。
でも、病院では絶対安静でベッドから出ることもできず、誰にも会うこともできず、
自宅の方がはるかに生活の質が高く、病院にいたときより力が付いてきたそうです。
さらに、在宅介護の医師や看護師が頻繁に訪ねてくれ、
不調を改善する処置を迅速にしてくれるそうです。
家族や医療従事者に支えられ、彼女は前向きに懸命に生きています。
色々教えられた思いです。いつか来る自分の最期のことも考えました。
そして、3人で中学生に戻ったように楽しいおしゃべりもたくさんしてきました。
帰宅後「疲れたんじゃない?」とLINEをすると、
「大丈夫!会いたくて家に帰ってきたんだもの!」といつもの明るい返事でした。
高齢の母と、友と、これからもできるだけ頻繁に訪ねようと思いました。
佳い一日でした。