昨夜、外がずいぶん明るいなと思ったら、そうそう十五夜でした。
少し雲がかかっていましたが、かえって幻想的。
これと同じような雲間の月を、今日、映画の中で見ました。
「君の名は。」を見てきました。
アニメだし・・・高校生が主人公だし・・・
評判はいいようだけど、６０代の私としてはパスするつもりでした。
見てきてよかったです。本当に美しかった！
雲間の月、木漏れ日、重なり合う紅葉の遠近感、実写かと見まがうような美しさでした。
ストーリーも恋愛もののようなSFのような不思議な感覚でしたが引き込まれました。
「シン・ゴジラ」より私はこちらの方が好き。
そして、昨日、読んでいた「君の膵臓を食べたい」を読み終えました。
タイトルがちょっとねぇ・・・といい印象ではなかったし、
しかもこちらも高校生が主人公だしと、読む気はなかったのだけど、
お嫁さんのななちゃんが「よかったですよ！」と持ってきてくれたので。
こちらもなかなか引き込まれ後半は涙をふきふき読みました。
主人公の女子高生は「生きるとは」の問いに「人とかかわっていくこと」と答えます。
余命短い彼女だからこそたどり着いた答えなのでしょう。
最後は、力強く前向きな気持ちがわいてくる作品でした。
こちらも映画化されるそうです。
三葉と瀧君、桜良と志賀春樹君、作品中の高校生たちに、
年齢を超えてドキドキキュンキュンさせてもらった二日間、
さて、ちょっと渋い本に乗り換えますか。(^^ゞ
