雲ひとつないピッカピカの快晴、神奈川駅から出発しました。
台町、なだらかな坂に沿って江戸時代から料亭などが並んでいました。
そのすぐ横はかつては海。いまや、横浜駅はじめ巨大な都市が広がっています。
そんな料亭の今に残る1軒がこれ・・・
「田中家」さんといいます。
広重の絵の中にも描かれている料亭です。
歴史上の有名な人物も多く訪れていました。
関門の碑。
開国当時、外国人が傷つけられることが多かったため、
外国領事の希望で設けられた関所です。
1里塚。
日本橋から8里。32kmのところです。
周りは高層のマンションがたくさん!
いよいよ今日の最難関権太坂に入ります。
でも、それほど厳しそうには見えません。
確かに「権太坂」の道標が。
昔、耳の遠いおじいさんが「この坂の名前は?」
と尋ねられ「おらぁ権太だぁ」と答えたとか。
それで「権太坂」。
江戸時代にはこの坂で行き倒れになる人も
多かったとか,遺体を葬る塚の跡もあります。
坂の上まで登ると、富士山が待っていてくれました。
本当にいい天気!
心がけがいいのかな?(^^)
焼餅坂手前の「境木地蔵尊」
今回どこへも立ち寄らず通りから眺めただけですが、
青空と紅葉がきれいです。
ここで道を間違えそうになりました。
通りかかった人が「旧東海道はこちらですよ。」と
教えてくれました。
私たちのように歩いている人も多く、
付近の人は見慣れているのでしょうね。
珍しく道の両側の1里塚が完璧に残っている場所。
おかげで当時の道幅がわかります。
思っていたよりはるかに狭い。
江戸時代の人は旅好きで、あまり広くない街道を、
それはたくさんの人々が行き来していたそうです。
焼餅坂途中から。
高層マンションが本当に多いです。
そしてこの青空!
戸塚駅で今日は終了。
23000歩。13kmちょっと歩きました。
日本橋から43km。
江戸時代健脚な人は1日で歩いたとか。
宿場の関係で今回は少なめ。
次回、少し長くなります。
年を越して1月末の予定。