しばらく空いてしまった東海道徒歩の旅。
ずっと一緒に歩いていた友達夫婦から１０日ほど前に残念な知らせが来ました。
「申し訳ないがこれでおしまいにしたい」と。
１０月に同居のお母様を亡くし、その悲しみからお父様が寝たきりになってしまった。
しかも同時に、もう一方の両親も急に衰え、しばしば仙台へ行かなくてはならない。
時間的にも経済的にも、そしてたぶん気分的にもちょっと不可能という、苦渋の決断でした。
４人で歩くことが楽しくて楽しくて、私たち以上に友達夫婦は落胆しているのだろうと思うと、
「了解！」と了承するしかできず・・・でも、なんだかガックリきてしまい。
もともと生地の東京と現在住む小田原間を歩いてみたかったことが始まりだし、
箱根を越えたところでおしまいにしてしまおうか、私ひとりでそう思ってもいました。
そんな私の気落ちも察してか、「今度はエルも連れて歩こうか」と夫が。
ああ、静岡県の神奈川県寄りの地域ならば現地まで車を使いそれも可能かもしれない。
そんな風に思っていた日曜日、あまり天気がよかったので、突然、再開しました。
今回は、たまたま我が家に来ていた弟を誘いました（というか弟を励ますためかな）。
夫も、弟に「京都まで一緒に歩こうよ！」と言ってくれました。
さぁ、３人旅になるのか、２人と１匹の旅になるのか先は読めませんが、
東海道徒歩の旅、第２シリーズ（？）が始まりました。
我が家を車で出発し、前回２日かけた箱根越えは車だとたったの１時間。
前回４人で歩いた道や休んだ場所を目にするとやはり淋しさを感じました。
途中、箱根の山はすっかり雪国になっていました。
まだ初詣の人がいっぱいで、三島の町中がにぎわっていました。
今回は短いので休憩もなしにまっすぐ沼津へ。
沼津でおいしい鯵ずくしの定食を食べました。
そして、電車で三島へ戻りまた車で我が家へ。
１５３７９歩9.2ｋｍの旅でした。
