今日もブログ日和

犬・本・料理大好き!節約しながらエンジョイシニアライフ♪

ジオスと英語とおまけにエル

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日曜日、閉鎖されてしまったジオスのお別れ会がありました。
突如解雇された先生たち、あちこちのジオスに転校した生徒たち、
そして歴代のマネージャー。
イタリアンのレストランで楽しいひと時を過ごしました。
 
先生たちはイギリス・アメリカ・カナダの若者たち。
こんな目にあっても「日本大好き!」と次の仕事を見つけて頑張っています。
生徒の中には閉鎖された教室をわざわざ見に行った人も。
「見ると淋しい」と言っていたので、私は行きませんでした。
 
閉鎖校をどういう基準で決めたのかわからないけれど、
こんないいい雰囲気のここは、閉じるべきではなかったのじゃないかな~。
今日は転校先でのレッスンでした。
ハワイの先生と、それもまた楽しかったです。
 
先週のレッスンの後、書店で探していた本を見つけました。
龍馬と同じく土佐の海辺で彼方を見つめる万次郎像。
ジョン万次郎は、龍馬より勝海舟より私には興味深い人です。
 
15歳で乗っていた船が難破しアメリカの捕鯨船に助けられた万次郎。
心ある船長の養子となり、アメリカで教育を受け日本に帰った彼は、
幕末の貴重なアメリカ事情通であり通訳でした。
その人柄は勤勉で進取の気性に富み、
同時に驕らず死ぬまで貧しい人々のために尽力した人でした。
 
何より興味深いのは彼が著した「英米対話捷径」。
何の知識もなく耳から得た英語を美しい筆記体で表し、
彼独自の発音と訳を付け加えています。
たとえばwaterは「わらぁ」、comingは「かめん」というように、
むしろアメリカ人に通じやすいような発音が付けられています。
これがとても興味深い。
 
筆記体は日本でも英米でも今あまり使わないようです。
筆記体で書く私の文字に、ジオスの若い先生たちは驚きます。
ちょうど私たちが達筆の書道を見たように「すごいね~!」って。
筆記体が書けるかどうか・・・年齢がバレそうです。(^^ゞ
 
ジョン万次郎を迎えてくれたアメリカの人たちの
暖かい対応にも感動しました。古き良きアメリカ人。
万次郎の子孫と船長の子孫は今、5代目ですが、
いまだに親しく交流しているそうです。
 
で、最後に全然関係なくエルです。
本を読んでいると「ねぇ、おかあさんあそぼ~!」と寄ってきます。
この顔を見るとね~。ついつい一緒に遊んじゃう。
親バカです。(^^ゞ
 
 
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