全国の書店員さんが「この本を読んでほしい!」と選ぶ本屋大賞。
18回目の本屋大賞は明日発表されます。
だから、「大賞はこれだと思うな~」と予想できるのは今日が最後です。
2021年本屋大賞ノミネート10作 (作品名五十音順)
『犬がいた季節』伊吹有喜(著)双葉社
『お探し物は図書室まで』青山美智子(著)ポプラ社
『推し、燃ゆ』宇佐見りん(著)河出書房新社
『オルタネート』加藤シゲアキ(著)新潮社
『逆ソクラテス』伊坂幸太郎(著)集英社
『この本を盗む者は』深緑野分(著)KADOKAWA
『52ヘルツのクジラたち』町田そのこ(著)中央公論新社
『自転しながら公転する』山本文緒(著)新潮社
『八月の銀の雪』伊与原新(著)新潮社
『滅びの前のシャングリラ』凪良ゆう(著)中央公論新社
と言っても、この1冊しか読んでいないのだけど。(^^ゞ
この本を読んだ時、「大賞はこれに間違いない!」と思いました。
主に小学生とそれを取り巻く大人たち、そして少年たちの成長後の短編5編。
既成概念や多数を占める意見にとらわれず、「僕はそうは思わない」と言う、
そんな勇気を大人の心にも呼び覚ましてくれる作品です。
大賞はこれでしょう!
ところが、他の作品の概要を知ると「あれ、これもいいかな?」と思えてしまう。
以前は、書店に行くとあれもこれもと読みたい本をどっさり買ってきました。
でも、今は年金生活。そうもしていられません。
好きな作家の本はすぐ買います。背表紙を見ていても幸せになる。
でも、世間が「いいよ!」と言っている本はとりあえず図書館に。
10作品のうち興味のない3作を除き、7作を予約してあります。
それで読んだのがかなり前に予約した「逆ソクラテス」のみ。
6作は、いまだ長い列に並んで待っている状態です。
でも、敢えて言いましょう!
対抗馬宇佐見りん「推し、燃ゆ」
穴馬「52ヘルツのクジラたち」か
「犬がいた季節」か
「自転しながら公転する」か・・ってきりがないですね。(^^ゞ