ケイの生まれて間もない写真です。
家族そろっての写真はどれがケイやら・・・
ケイのことは生まれた翌日から見ています。
ブリーダーさんに「どの子がいいですか?」と聞かれても、
まだまるでネズミかハムスターのようで、選びようもありませんでした。
伯母の「死」を見送ってきた今日、ふと逆の「生」を思い出しています。
昨日、102歳の伯母が亡くなりました。
小学校教師・校長、退職後は幼稚園の園長を請われ、
ガールスカウト活動にも手を貸していました。
元教え子やガールスカウトの団員さんも見送ってくださいました。
親しくしていた89歳の元女性教師の方は驚くほどパワフルで、
いつも前向きで朗らかでおしゃべり上手だった伯母の姿と重なりました。
人は皆、年を取りやがて死んでいくのは一緒ですが、
彼女たちのようなパワーのあるなしは、どこで違ってくるのでしょう。
それからもうひとつ思ったこと。
独身だった伯母には子や孫はいないので、私たち甥姪で最後の身支度をしました。
102歳とは思えぬほど、美しく死化粧がされるのも見守りました。
そうか、最後は皆、誰かにこうして見守ってもらうんだな。当たり前だけれど。
息子たちやそのお嫁さんたちに、私もこうして見守って見送ってもらうんだな。
そう思うと、普段からあまり人とは争わない暮らしですが、
いっそう、みんなと仲良くすごそう・・・そんな気になりました。