読んだ本の数:4
読んだページ数:1443
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ケン・フォレスト「大聖堂」を読んだ直後にノートルダム大聖堂の火災のニュース。
偶然とはいえ驚いた。

幸の商いに対する姿勢とひらめきも素晴らしいが、回りを取り巻く人々の魅力がますます感じられる回だった。お竹どん・佐助さん・賢輔さん、そして菊栄さん、みんな真摯で温かい。江戸と大阪の違いも楽しかった。五鈴屋江戸店が大きく育ちますように!
読了日:04月06日 著者:髙田郁

建築職人ビルの大聖堂建築にかける情熱、修道院長フィリップの修道院復興への情熱、どちらも今後の展開には牽かれる。しかし豪族の息子ウィリアムのあまりの暴挙に、このあと600ページ×2巻の長編に挑む気力が失せぎみで上巻を読み終えた。
読了日:04月09日 著者:ケン・フォレット

時にシュールでブラックで、それでもどこか可愛げもある大人向け童話集という感じ。現実からちょっと目を背けたいときに手に取りたくなる本。「白雪姫を王子に奪われて悲しみのあまり野生にかえった七人の小人たち」「角砂糖の中の小さなユニコーン」などちょっと見てみたい。
読了日:04月12日 著者:穂村弘

はじめは息子たちのことを頭に描きながら読んだ。今日、まさに30代の次男が、婚活終了となる彼女を紹介にやって来る。ところが、途中から自分のことに。結婚した人生、しなかった人生、どちらが謳歌できたのだろうか。美人でもなく、誇れる才能もない私が結婚できた・・。千賀子夫婦と同じように、大学で知り合った夫に、感謝したいような気にもちょっとなった。
読了日:04月28日 著者:垣谷 美雨