今日はエルの四十九日です。
5か月前の義母の葬儀の時、住職や葬儀屋さんから「四十九日」のことをたくさん伺いました。
7週間の間、それはそれは厳しい修業を経て、ようやく成仏して彼岸へ行かれるのだと。
だから、毎週義母の仏前で応援しました。「頑張れ、お母さん！」って。
犬はどうなのでしょう？やはり、修行していたのかな？
それとも人間と違って邪念や煩悩がないから、すんなり天国へ行かれたのか？
朝、夫とそんな話をしました。
エルは、今何を思っているのかな？
勝手な思いですが、生前と変わらず
「お父さん・お母さん、大好き！」って言ってくれている気がします。
「お母さん」はまだ「ごめんね」「会いたい！」の気持ちが拭えず涙していますが、
それでもエルがいたころの日常がだんだん遠ざかっていくことを感じています。
忘れるのではなく、もうすでに「日常ではない」のだという諦観。時間のなせる業です。
そして、だからこそ、今あるものを当たり前と思わず大切にしなければと強く感じています。
昨日は映画を見てきました。
今日は2か月ぶりにエアロビに行ってきました。
来週は東京で友達に会います。少しづつ、今を楽しむ気持ちになりたいです。
そして、先日、長男が私をエルのブリーダーに連れていってくれました。
ゴールデン・レトリバーが生まれたと長男のところに連絡が入ったため。
ネズミのように小さい赤ちゃんが9頭、元気に動いていました。
いやいや、まだ無理です。
まだまだエルの面影を追ってしまい、新しい子がかわいそう。
でも、いつか・・・ね。
子供時代の飼い犬たちや、エルの前のジョンももちろんそうでしたが、
犬との暮らしの素晴らしさをエルがどの子よりも濃密に教えてくれました。
四十九日にあらためて、エル、ありがとう！
