義父は週３回の透析をしているところ、末期の胃ガンが見つかり、
そこへ１月ちょっと前に脳梗塞を併発し救急車で病院に運ばれました。
１月のダイアモンド婚式は、義母プロデュースの最後の晴れがましい場でした。
残された日々を家で介護しようと皆で決めたのですが、
命綱とも言える透析に家から通うことが不可能な体力となり、
透析設備のあるこの療養型病院への入所を昨日の見学後に決めました。
これからのことを説明するドクターの言葉は家族にはつらいものでしたが、
同時にはっきり伝えてほしいことであり、
家族の不安や迷いに応えてくれるものでした。
義母もとても気持ちが落ち着いたようです。
緑豊かなこの病院で義父が心身共に穏やかな時間が過ごせますように。
家から５０ｋｍほど離れた病院に「毎日通う」と言っている義母。
その義母を支えるのも私たち子供の役目です。
人の一生について考える貴重な時間を
義父に与えてもらっているような気もします。
