先日もお話ししたようにイヤイヤ参加の長男。
２日目の今朝も、私とは何か険悪なムードで出ていったのですが、
帰ってきたときは穏やかな表情で、しみじみ話しておりました。
「相撲のオジサンが泣いてたよ。」
息子の頃は子供会の活動が盛んで、
息子達は町のオジサン達から野球・相撲・お囃子の太鼓を習っていました。
市の相撲大会で横綱になった長男の「相撲をやってよかった。」という言葉に、
今は８４才になった元コーチが涙ぐんでいたというのです。
「教えたかったのは技だけじゃない。そう言ってもらうとうれしい。」と。
それから「相撲のオジサン」の熱い語りが続いたそうです。
ワッショイワッショイでもなく、ピーシャラピーシャラとにぎやかなお囃子でもなく、
当地のお囃子は大太鼓・小太鼓・笛の音がゆったりしみじみと優しく流れます。
山車は町内の小さな路地までくまなく静かに練り歩きます。
５ｍほどある山車の四隅につかまって立ち、木立や電線をよけるのが息子達の仕事でした。
「今年で最後だよ。」と言っていましたが・・・。
まぁ、とりあえずお疲れさまでした。
私達の接待も無事終わりました。やれやれ。(^-^)
