昨日今日、私達のお仲人さんのお通夜と告別式でした。
義父の従妹のご主人で77歳、夫婦でお墓参りを兼ねた散歩をし、
家の前にたどり着いたときに、突然1人逝ってしまったそうです。
夫の家は旅館をやっていました。そこで生演奏をしていた大学生のバンドのベースマン。
後に銀行マンとして大成しましたが、私はベースマン姿の方を見てみたかった!
旅館のお手伝いに来ていた義父の従妹を見そめ大変な勢いのプロポーズだったそうです。
それもそのはず奥様はジュリー・アンドリュース似の美人。(日本人です)
聡明で上品で暖かいお人柄の賢夫人、私にとって女性の鑑のような方です。
斎場に飾られた若き日の二人の写真は映画「慕情」を思わせました。
以前、ご主人に「若い頃、随分おきれいだったのでしょうね。」と言うと、
「そうだね、きれいだった。でも、だから結婚した訳じゃない。」とニコニコと。
わかります、わかります。
長年連れ添った糟糠の妻に見送られ旅立つのは、また、幸せなことではないでしょうか。
夫は、私に最期を看取ってもらうものと1%の疑いもなく信じ切っています。
運命はわからないのにと思いながら、私自身、私は1人旅立っていくのかなとも思っています。
いやいや、まだまだ現世を楽しむつもりですよ。(^-^)