あまりよく撮れませんでしたが、冬になると近所の川にやってくるオオバンです。
頭が黒、体がダークグレー、額からくちばしにかけてが白。
その配色のシックさに毎年ウットリしてしまいます。
1年中いるカルガモの愛らしさとまた違って、水に潜って餌を採る姿もシャープです。
水鳥に明日のファッション教えられ
川面行くファッションリーダー水鳥や
これ、俳句?川柳?(^^;)
読み終えた「壬生義士伝」読み始めた「れんげ荘」。
浅田次郎さん「壬生義士伝」とてもいいお話で何度も涙しました。名作です。
しかし、武士の矜持と気高い心持ちの人々の生き様に・・はぁ~、疲れた。
ということで、すっかり忘れていた群ようこさん「れんげ荘」シリーズ。
1~4巻まで読んでいました。最近、7巻が出たことを知り、あわてて5,6巻を。
45才のキョウコさん、一流会社を退職し、貯金を切り崩して月10万円で暮らています。
50才になったキョウコさん、のほほんと、そして丁寧な暮らしぶり、
「カモメ食堂」や「パンとスープとネコ日和」にどこか通じます。
先日、「あなたは読むのが速いんだね。私の10倍くらいの速さでしょ。」
と言われてちょっとムスッとしてしまいました。
時々言われるこの言葉、どうでもいい人ならあやふやな笑顔で終わらせるけれど、
大切な友なのでこう返事しました。
「私はむしろ遅い。本を開いている時間が長いだけ。
本を速く読む意味がわからない。文章を転がすように味わって読んでいる。」
速読なんて本にも作者にも申し訳ないし、第一もったいないもの。
今とのころあまり食指が動かないけれど、
1冊だけ図書館に予約しました。