今日もブログ日和

犬・本・料理大好き!節約しながらエンジョイシニアライフ♪

おはぎ

イメージ 1
 
おはぎを作りました。
何十年ぶりでしょう?
結婚前は毎年、母や祖母と一緒にそれはそれはたくさんのおはぎを作っていました。
お墓に供え、あとはたくさんいる伯母・叔母たちに配ったり、持たせたりするために。
お彼岸というのはそういうものだと思っていました。
ところが結婚したとたん、義母からどっさりおはぎが届くようになりました。
そうだ、立場が変わったんだ。それ以来作る機会がありませんでした。
 
でも、今年、震災直後の春のお彼岸に、いつものおはぎを期待して実家を訪ねると、
義母が「なんだか今年は作る気がしない」と言うのです。
そりゃそうだ~と思っていましたが、秋のお彼岸も「作る気がしない」と。
思えば義母は84歳、もっともな話です。
「じゃ、私が作りましょう!」(実は作りたかったの~♪)
ということで、今朝はおはぎを33個作りました。
 
パートの仕事がちょこっとあったので、今、職場にも持って行きました。
これから義母のところへ届けます。
甘いもの大好きだった義父に供えるのだけど、
お義父さん「あれ?いつもと違うぞ!」と思うかな。
 
正直言って、イマイチでした。
手を抜いて出来上がった餡を買ってしまったら甘すぎました。
やはり来年は餡から作ろうと思います。
子供の頃は小豆を煮るところから手伝わされたものでした。
 
障子張りだって、襖張りだって、布団のうち直しだって、洗い張りだって、
何でもかんでも手伝わされたっけ。
そう思うと今の家庭って家族そろっての共同作業なんてあるのかしら?
昨日、長男は台風で倒れた木を立て直してくれたけれど、
普段はまったく家庭への貢献など皆無です。
これは「家庭崩壊」「家族崩壊」かと調べてみると、その言葉はまたチト違う。
息子たちは荒れたことも、親に反抗的だったこともありません。
なんというか、家族の情景が昔の日本とは変わってきているのだろうなと思います。
 
私にはあれだけ厳しかった実家の母の元にいる姪たちも家事は何もしないし、
そうそう先日、母が「おはぎなんてウチだってここ数年作ってないわよ。買ってくるのよ~。」
と言ったのにはビックリ!あっ、そうだったんだ・・・。知らなかった。
古きよき昭和の東京から、今もよき田舎町へ移り住んだ私の描くイメージは、
もしかしたらちょっとずれているのかしらと思うことが時々あります。