オリンピックまでもう2週間を切りました。
やっぱりやるんだ?
ここまできたらやるしかないのね・・
と、全く盛り上がりませんが、選手のことはもちろん応援したいと思います。
ここを目指して頑張ってきたのだもの。
オリンピックと言うと、私にとってはやはり1964年の東京オリンピックです。
小学校5年生でした。
国名なんてアメリカくらいしか知らなかったのがたちまちたくさんの国を覚えました。
都内の小学校は観覧することができ、私の学校はボート競技でした。
テレビで見たバレーボールの「東洋の魔女」の活躍に夢中になり、
「中学に行ったらバレー部に入る!」女子の多くが口にしていました。
私も仮入部したのですがとても厳しくて、すぐ吹奏楽部に転向。
マーチです!オリンピックの開会式を飾った行進曲の数々。
「オリンピック・マーチ」「旧友」「士官候補生」「双頭の鷲の旗のもとに」・・
表彰式では「優勝参加」も。運動会目指してたくさんの曲を練習しました。
昨日、YouTubeで当時の開会式の様子を見ていたら胸が熱くなりました。
足が行進曲のリズムを取ってしまいます。
顧問の先生のダメ出しの厳しい顔やうまくいったときの涙を思い出しました。
また、画面の各国の選手の様子が本当に素敵でした。
みんなきちんとお国柄を表すウェアに身を包み整然と歩きます。
ロイヤルボックス前では帽子を取り胸のチーフを振り礼儀正しく過ぎました。
EMPERORの前、と言うことで海外の選手にも緊張した思いがあったのでしょう。
粛々としたいい開会式でした。
それと対照的に国々がまじりあい和気あいあいとした閉会式。
小学生なりに胸が熱くなり、世界は平和になると感じました。
ああ、それなのに・・
あの感動を子供時代に味わえたことを感謝するとともに、
今の子供たちにもああいう経験をさせてあげたかったな!
新型コロナ、今さらながら憎らしい。