映画「イエスタデイ」を観てきました。
主人公ジャックは中学の教師を辞めミュージシャンを目指す若者。
全く売れる見込みのない彼の応援者は幼なじみでやはり中学教師のエリーだけ。
ある日、地球規模の大停電が起き、その時交通事故に遭ったジャックは昏睡状態に。
目覚めてみるとビートルズの存在がこの世から消え失せ・・・
ジャックは記憶にあるビートルズの曲を自作の曲として演奏し、
たちまち世界を魅了しスターダムにのし上がっていくが・・・
最後はどうしめるのかと思ったら、なかなか爽やかなラストでした。
全編ビートルズの曲が流れっぱなし。
見た目はモサッとしたジャックですが、なかなか歌はよかったです。
「イエスタデイ」「ザ・ロング・アンド・ワインディングロード」
「イン・マイ・ライフ」「オブラディ・オブラダ」「抱きしめたい」
「エイナー・リグビー」「バック・イン・ザ・USSR]・・・
なぜかずっとウルウルと涙がにじんで困りました。
やっぱりいいなぁ!ビートルズ!
ネタバレになるけれどジョンにそっくりの老人が登場するんです。
ミュージシャンにならなかったから暗殺もされなかったジョンに、
「78歳になってくれて・・・」と抱きつくジャック。うん!わかるその気持ち!
エンドロールの時はビートルズ自身の「ヘイ・ジュード」でした。
中学時代にビートルズの洗礼を受けた世代にはたまらない映画でした。