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この世界の片隅に

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昨日、長男の嫁と二人で映画「この世界の片隅に」を見てきた。
戦時中に18歳で嫁いでいった、絵を描くことが大好きな主人公すずの日常生活。
声高に反戦を訴えるのではないのに、戦争の理不尽さが伝わってくる。
そんな中で、淡々と懸命に生きるすず。
「ボ~っとしている」すずの生き方に、むしろしなやかさと強さを感じる。

舞台は広島呉。
長男の嫁は3年間その町で学生時代を過ごした。
景色も、次々出る地名も、広島の言葉も、皆とても懐かしかったという。
私以上に戦争を知らない彼女が涙していた。
「いい映画に誘ってもらってありがとう!」と。よかった。

仕事は休みのはずが、同僚に不幸が起き、映画の後に急遽出勤。
急いでランチを取ったイタリアンバールは男性一人でやっていた。
まるで「パンとスープと猫日和」のような雰囲気と料理で、食後のカモミールティーも心和んだ。
バタバタと忙しい1日だが、夏の終わりのいい1日だった。