先日、電車の最前車両に乗ったときのこと、
運転席の後ろのドアガラスに小学2,3年の男の子がくっついて見入っていた。
電車好きなのだなと思って見ていると、なぜかさっと横によけた。
私は気づかなかったが、後ろから車掌さんが歩いてくるのに気づいたようだ。
運転席に入った車掌さんが出てくるときも同様に横によけ、
なんと軽く会釈をした。「見せてもらっています。ありがとうございます。」
そこまで心で思ったかどうかはわからないが、車掌さんへの敬意が感じられた。
それに引き換え、1週間ほど前にニュースで見た「撮り鉄」の大人たち。
危険な行為に駅員から注意を受けても、従うどころか暴言を吐いていた。
運転に見入りながらも、車掌さんにも気配りのできる少年。いいなぁ!
まだ1才の孫、ああいう少年に育ってほしいと祖母はしみじみ思った。