今日もブログ日和

犬・本・料理大好き!節約しながらエンジョイシニアライフ♪

2019年1月に読んだ本

読んだ本の数:4
読んだページ数:1157


子育てはもう卒業します (祥伝社文庫)子育てはもう卒業します (祥伝社文庫)感想
登場人物たちと年齢も近く、自分の大学時代と重なることが多く懐かしかった。武道館での入学式、雑然とした学食やサークル室、新入生の勧誘風景までまったくそのままだった。当時からの仲良し3人組で、先日神楽坂でランチをしてきたのまで一緒。その友たちに、この本を回す約束をしている。さて、問題の子育ては・・。もちろん、もう卒業ですとも!ただただ見守るだけにして、あとは自分の暮らしを楽しもう。同じ思いにたどり着いた明美・淳子・紫がとても身近に感じられた。
          読了日:01月30日 著者:
垣谷 美雨



雲上雲下(うんじょううんげ) (文芸書)雲上雲下(うんじょううんげ) (文芸書)感想
草どんにお話をねだり、「あい」と合いの手を入れる子狐がかわいくてたまらない。語られる昔話のひとつひとつに引き込まれ、読み終わるまで不思議な心地よさに包まれた。朝井まかてさんの簡潔な文章も美しい。最後の数ページを読んでいるとき、晴れた空から霧雨が降り始めた。ちょうどそのときに、山姥の「あやつ、嫁御をもろうたようじゃの」の言葉が。これから天気雨にあうたびに、かわいい子狐を思い出しそうだ。時には恐ろしいけれど、親しんできた言い伝え。それらを残していくこと                                の大切さを思わせてくれる良書だった。
          読了日:01月20日 著者:
朝井まかて


もう一度読みたい少女小説の世界 (双葉社スーパームック)もう一度読みたい少女小説の世界 (双葉社スーパームック)感想
若草物語」「赤毛のアン」「あしながおじさん」・・懐かしい物語の挿し絵が満載。貧しさや逆境にめげず、健気に暮らしやがて幸せになっていく少女たちの物語は類型的とも思える。しかし、そんな物語が世に溢れていた時代がいい!今も手元にあるのは「赤毛のアン」「大草原の小さな家」のみだが、いつか読み直してみようかな。 読了日:01月19日 著者:双葉社 



かのこちゃんとマドレーヌ夫人 (角川文庫)かのこちゃんとマドレーヌ夫人 (角川文庫)感想
猫たちのおしゃべりがステキ、そして、犬たちのチームワークのよさが嬉しい。猫好き犬好きどちらも楽しめるお話。かのこちゃんとすずちゃんの幼い友情にも胸が熱くなり、マドレーヌ夫人と玄三郎さんの種を越えた夫婦愛にもホロリとした。飼い猫として留まってくれたら皆うれしいだろうが、ひとり力強く生きていくマドレーヌ夫人もそれはそれでかっこいいなぁ!
読了日:01月09日 著者:
万城目 学