今日もブログ日和

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2018年6月に読んだ本

読んだ本の数:6
読んだページ数:1467


ちょんまげぷりん (小学館文庫)ちょんまげぷりん (小学館文庫)感想
江戸時代から現代にタイムスリップした木島安兵衛。電車・テレビ・携帯・・なにもかもビックリだったことだろう。そんな中でもまっすぐな姿勢を崩さない安兵衛がかっこいい。映画が面白かったので読んでみたが、本はまたいっそう楽しい。現代から江戸時代へと、パート1とは逆のタイムスリッブをするパート2へ直行!
読了日:06月05日 著者:荒木 源



ちょんまげぷりん 2 (小学館文庫)ちょんまげぷりん 2 (小学館文庫)感想
今度は180年前の江戸が舞台ということで、ワクワク読み始めたが町の暮らしぶりより、牢獄や拷問の恐ろしい描写が満載。しかし、上様へのプリン献上まで、一気に読み進めてしまった。麟太郎や時計屋田中のような未来を見据える人が、きっとどの時代にもいたのだろうな。安兵衛と友也の再会はあるのか?
読了日:06月11日 著者:荒木 源



住宅読本住宅読本感想
写真も文も美しく、どのページからも中村好文さんの人柄が感じられる。納得!賛成!同感!の内容ばかりだが、lightingを「照明」でなく「灯置」(トーチ)と訳したら、白々と寒々しい蛍光灯が日本の住宅に普及しなかったのでは、という文が印象に残る。各章末のメモがまたいい。その中でも、特に気に入っているのが「居心地」の文だが、いつもそばに置いて開きたくなる「居心地」のよい本だった。階段上部の1畳の読書室、私もほしい!
読了日:06月12日 著者:中村 好文


キラキラ共和国キラキラ共和国感想
図書館で待って待ってようやく順番が来た本。私の後ろにもまだ長蛇の列ができている。覚えておきたい言葉はたくさんあったけれど、ただただ優しい空気で胸が一杯になり読み終えた。この優しさを心待ちにしている人のもとへ、早くこの本をバトンタッチしなければ。ポッポちゃんとミツローさん夫婦、そしてQPちゃんの末長い幸せを祈りながら図書館へ急ぐ。
読了日:06月16日 著者:小川 糸



AX アックスAX アックス感想
恐妻家の殺し屋兜の5つの連続短編。EXITそしてFINEの章は目が離せなかった。章始めのイラスト、5章だけカマキリが消えていることに妙に衝撃を受けた。最後の数ページを読み、妻と息子を得た兜の一生は、それはそれで幸せなものだったのだろうなと思った。奈野村と管理人の存在がありがたかった。
読了日:06月20日 著者:伊坂 幸太郎



フランス人は10着しか服を持たない~パリで学んだ“暮らしの質"を高める秘訣~フランス人は10着しか服を持たない~パリで学んだ“暮らしの質"を高める秘訣~感想
タイトルの「10着だけのワードローブ」が気になっていたので、まずその部分を読み実践してみた。気に入っている服だけ10着(10通り)選びクローゼットにかける。その前にクローゼットの中を、処分したり、クリーニングに出したり、衣装ケースにしまうなどして空にした。その結果、気に入った服だけに包まれて、実に心地よく暮らしている。全編を通して、「丁寧に無駄のない暮らしを」ということか。フランス、アメリカ、そして日本、国が違っても同様のことを考えるものだ。
読了日:06月22日 著者:ジェニファー・L・スコット