先日、こんな本を読んだ。
昭和29年に出版された本を再編集再出版したもの。
そうそうたる文豪の犬に寄せる思いがつづられている。
60年以上前の人と犬の距離感や、
犬を取り巻く昭和の世相も窺え面白かった。
その中で、川端康成氏の愛犬家ぶりは意外で驚かされた。
犬ばかりでなくかなりの動物好きで、
家の中にありとあらゆる動物を入れ、
その中で一人暮らすのが夢・・・
というのだから驚く。
2歳になった機に、ケイの健康診断をお願いしてきた。
優しい獣医さんに手渡して診察室を出るとき、
何とも言えない目で私を見ていたケイ。
誰にでもなつき、人が大好きなケイの心細そうな目。
1年前はこうではなかった。
先生と看護師さんがいればOKという感じ。
ケイのまなざしにエルと私の間にあった信頼と愛着を感じ、ケイの成長を感じた。
今、家に戻ったがなんだか静かすぎて落ちつかない。夕方、迎えに行く。