義母にお線香をあげ実家を出たら、沈んでゆく太陽の左に垂直な虹が出ていました。
写るかどうかと思いながら、写真を撮ってみました。
珍しい垂直な虹に、お義母さんが天国に向かっているのかな？
なんて思ってしまいました。
2週間の意識不明の後、まるでお別れを言うように意識が戻り、
それから１週間後、義母は旅立っていきました。
最後まで上品で優しくてかわいい人のままでした。
結婚後まもなく思った「この義母に出会えてよかった」という思いはずっと変わりませんでした。
葬儀も済み、だんだんと淋しさが増していくようです。
そんな中、もうひとり、義兄の食事作りが始まりました。
義兄は通夜の日に透析準備のシャント手術を終えて退院してきました。
透析を始めるか否かの瀬戸際の数値で、塩分6ｇの食事療法にかかっています。
義妹と手分けして交代で作っています。
子供たち孫たち、親戚のすべての人々から愛されていた義母は、
3人の嫁たちにとっても素晴らしい姑でした。
義兄を守って・・・という義母の声が聞こえてきそうです。
自分たちの暮らしにもできるだけ無理のかからない方法を考えたいと思っています。
