今年もホワイトジンジャーが咲きました。
ハワイのレイにも使われる、
香りかぐわしいお花です。
窓を開け放したリビングも、
すっかりハワイの香りです。
ああ、いい香り！
今日、買ってきた本です。 先日、新聞の書評を読み、読んでみようと思った本。
戦後、70年ということで、
先日までたくさんのテレビ番組を見ました。
その中でも元従軍看護婦の方たちの証言は
非常に衝撃的でした。
ドキュメンタリーの番組と違って、
これは小説ですが、どのように描かれているのでしょう。
もう一つ、終戦後の7日間を追った番組にも考えさせられました。
「震洋隊」というベニヤでできたモーターボートに爆薬を積み敵艦に突っ込んでいく、
海の特攻隊が日本各地の沿岸にあったそうです。
高知にあった部隊に終戦翌日、上官が訪れ出撃を命令しました。
その時、部隊を率いる渡邊國雄中尉が「あなた個人の命令には従えない」と言って
「お引き取りください」と少佐を追い帰しました。
同時に、自決しようと相談していた部隊の兵士たちを「犬死にするな」と止め、
「これからの日本再生に励め」と諭しました。
隊長は大学を出て2年目の若さ、部隊の兵士は17、8歳の少年たちでした。
実は渡邊中尉のような行動をとった若き隊長は他の部隊にもいたそうです。
異常な事態の中でも、リベラルな思考と強い意志と勇気を持った人の行動が、
多くの若い命を救いました。
87歳となった元兵士の証言でした。
8月もあと1週間、「70年」という節目の反省や決意を、
月が変わることや年が変わることで、薄れさせてはいけないと思っています。
