今日もブログ日和

犬・本・料理大好き!節約しながらエンジョイシニアライフ♪

桂米朝さん

桂米朝さんに関するテレビ番組を見ました。
落語は小学生のころから大好きで、
名師匠の高座をいくつか生で聴けたことを幸せに思っています。
でも、それは江戸の落語に限られて、上方落語にはあまり関心が、
というか知識もありませんでした。
しかし、その中でダンディで格調高い学者肌のこの師匠には惹かれていました。
先日89歳の生涯を終えられ、本当に残念です。

師匠の「落語と私」という著書の中、こんな一節があります。
「平凡だけれども、こんな人がいたらいいな、
こんな人がいたら助かるなと思える人が落語国にはたくさんいます。
大きなことはしなくとも、1日1日を無事に生きて死んでいく・・・それでいいのです。」

なんと心が楽になり、
そして相反しますが身の引き締まる言葉でしょう。
「平凡でいい」「大きなことはしなくていい」
でも、「こんな人がいたらいいな」「こんな人がいたら助かるな」
と思ってもらえるように生きなくては。
「アメニモマケズ」に通じるものを感じました。

本は新しいのが好き。
書店のにおい、新しい本のにおいが好き。
でも、お財布のことも考えて・・・
図書館は便利になりました。
近所の図書館に「落語と私」があることがPCでわかります。
冷たい雨が降っているし、午後から仕事だけれども、
ちょっくら図書館へ行ってきます!(^O^)/