近くの医療福祉大学の市民講座を受けてきました。
「ナイスエイジング」という言葉に惹かれ申し込んでおいた講座です。
「アンチエイジング」という言葉は好きではありません。
加齢に逆らうのではなく、素敵により良く年を重ねたいです。
1時間目は「からだと向き合う」。
1年生でしょう、初々しい学生さんたちが血圧・脈拍などを測ってくれました。
毎日の排尿・排便をはじめ自分でできる健康チェックについてのお話。
更年期のからだの様子と心がけたい暮らし方についてのお話。
BMIやさまざまなチェックもすべてOKでした。
エルとの散歩のおかげかな。
生活に取り入れたいヨガの実技指導もありました。
2時間目は「上手に飲み込み快適生活」。
摂食・嚥下に関するお話でした。
嚥下障害をたびたび起こしていた父のことを思い出しました。
嚥下体操を教わり、介護食・トロミ食もいただきました。
あまりおいしくない・・・できることならお世話になりたくありません。
お手伝いしてくれた4年生の学生さんたち、
こちらはさすがに落ち着いて医療従事者の雰囲気でした。
3時間目は「心のケア・沈んだ心を元気にさせる回想法」。
がん患者さんをはじめ、落ち込んだ人の心を少しでも明るくする方法です。
隣り合った初対面の方を、快適な心持ちにする実技の時間がありました。
心を閉ざしあまり話さない方に気持ちよく口を開いていただく練習でしたが、
皆、話が弾んで楽しい時間になり、「あまり練習にはならなかったかな?」
と担当の先生も笑っていらっしゃいました。
3時間の講座を通じて、私がしっかり頭に刻んでおくこと・・・
* 間食は1日100kcal!(これだけがチェック×でした(^^ゞ)
* 健康・美容・嚥下のためにも舌を思い切り出す体操をする。
* 物事は見方によって大きく変わる。ポジティブな見方を心がける。
* 相手の感情に心を傾け、相手の立場になって話を聞く。
大学の教室で専門の教授の授業、
とても有意義で楽しい3時間でした。
2週間後の「脳の活性化」「介護のコツ」の講座も楽しみです。