午前中のパートから帰り、卓球のラケット（♪）などの買い物も済ませ、
夫とエルと一緒に、満開の桜を見ようと丘の上まで散歩に行きました。
静かに土曜日の日が暮れるかと思っていたところ・・・
丘の頂上の道路の真ん中に１台の軽トラックが止まり、
そのそばに男の人が横たわっていました。
農作業に来て疲れちゃったのね。
でも道路で休んじゃ危ないなぁと思ったら、
その男の人が「お～い！お～い！」と呼ぶのです。
私たちともう一人車で通りかかった男性が近寄って見ると、
おじいさんが口を血で真っ赤にし、失禁もして倒れているのでした。
トラックに乗ろうとしたところ急にめまいがして倒れたのだそうです。
「頭が痛い。くも膜下出血だと思う。」
昨夜の巨人軍木村コーチを思ってか本人が診断しています。
男性が消防署に、私がおじいさんから聞き出したご自宅へ電話しました。
こういうとき携帯電話は便利です。
電話に出た奥様から８０歳という年齢を聞きました。
昨年暮れの夫の事故の経験上、
「意識はあります」「お話しています」と繰り返し伝えました。
まもなく救急車が来て診断と処置の末、搬送していきました。
私の市は市立病院がないので、
両隣の市のどちらかに運ばれるのかと思っていたら、
「ご家族に伝えてください」と告げられた病院は、
少し遠くにある大きな大学病院でした。
「口をきいていたから軽いのかと思ったのに・・・」と、
３人で心配な思いで見送りました。
おじいさんどうぞご無事で。
そのあとで撮った桜。すっかり黄昏時でした。
