昨日は母方の伯母の葬儀でした。
先月亡くなった父方の叔母と同じ７９歳。
８年の闘病生活、３ヵ月の意識のない状態の後、
周りも覚悟していたこともあり、静かな穏やかな葬儀でした。
「おくりびと」ではないけれど、現世の苦痛から逃れ次の世界へと旅立つ伯母を、
皆で心をこめて送り出している・・・「いってらっしゃい」素直にそう思える葬儀でした。
家から２時間ほどかかったのですが、新幹線在来線ともうまくつながり、
１時間も早く着いてしまいました。
その葬儀場は、なんとディズニーランドの隣！
たくさん設けられたデッキの一つで、潮風に吹かれながらとてもいい時間を過ごしました。
デジカメを忘れたのが残念。
まぁ、場所柄、デジカメパチパチというわけにもいきませんが、
素晴らしいロケーションでした。
携帯でそっと１枚だけ取りましたが、イマイチです。
まず、すぐ右手にはディズニーシー。≪写真≫
歓声が聞こえないのが不思議なような近さです。
目の前には東京湾。湾に浮かぶ船も、湾をまたいで伸びる橋もずっと見えます。
なんと真正面の雲の上には富士山まで顔を見せてくれています。
そして、これが飛行機大好きの私にとっては最高でした。
葬儀場の真上に飛行機が現れ、目の前を直進して、
湾の向こうのお台場上空で急に左旋回、そのまま高度を下げて羽田飛行場に着陸。
その間４分。何も遮るものもなく着地するまで見えるのです。
驚いたのはその時間の正確さです。
先頭の１機が着陸するのと同時に２機目が左旋回、
３機目が葬儀場上空に車輪を出したお腹を見せて現れる。
この３機の連動が延々と続くのです。２分おきに新しい飛行機がやってきます。
上空でどれだけの飛行機が管制塔の指示を待って待機しているのでしょう！？
その正確さと青空を背景にした機体の美しさに１時間ずっと見とれていました。
私はたぶん１日見ていても飽きないと思います。
そうそう伯母の葬儀に行ったのでした。
おばさん、ごめんなさい。
でも、おばさん、とても魅力的な葬儀場でしたよ。
