今日もブログ日和

犬・本・料理大好き!節約しながらエンジョイシニアライフ♪

ハイジの白いパン

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久しぶりにパンを焼きました。
今日はマシンを使わずに力をこめて手でこねました。
そのせいかどうかフンワリモチモチとってもおいしく焼けました。
ペーターやおばあさんにも食べさせてあげたいわ~!(^^)

おばあさんと言えば、人は何歳まで働けるのか・・・
夫の方の伯母は80歳をすぎていますが医師として時折診察もしています。
事務員としての私の同僚Iさんは68歳になりました。
Iさんは結婚後数年で離婚し女手一つで娘さんを育て上げました。

今の職場で私が入るまでは彼女ひとりで帳簿をつけてきました。
2年4ヶ月前、私を雇うことですべての事務がパソコンに切り替えられました。
職場でパソコンを使うのは私だけ、数式を打ち込むところからの始まりでした。
Iさんは月曜日から土曜まで8時間勤務だったのが、私と半日ずつの勤務になりました。

当然給料は半分になりました。
彼女は月給制、私は時給制です。
もうひとり経営者の奥さんも事務員の一人として籍を置いています。たぶん。
時々顔を見せたり見せなかったりですが。

そこで問題なのですが、休めないのです。
日曜祭日以外毎日勤務です。
「休み取ってね。私が代わるから。」
経営者の奥さんは私にそう言ってはくれるのですが・・・

ほとんど休みませんが私が休みを取ると、午後からのIさんを朝から出勤させます。
Iさんにはパソコンの簡単な作業を教えてあげてあります。
私が休むとパソコンに向かい大変な時間をかけてIさんはがんばります。
パソコンスクールに通ったという奥さんよりずっとうまくできるのですが。

時給制の私は休めば当然その分が減ります。これは別にかまわない。
ところが月給制のIさんはいくら勤務時間が増えても給料に変わりがないのです。
2年4か月ずっとそれが悩みです。
休ませてもらったとき、申し訳なくて必ずIさんにちょっとしたお礼をするようにしています。
でも、なんか変ですよね。

Iさんは「私はここで働かなければ年金だけではやっていけないのよ。だからいいの。
経営者が認めてくれなくても一生懸命働いていればきっといいことがあるでしょう。
一人暮らしで家にいても用もないし。
それよりあなたが気にして休めないのがかわいそう。気にせず休んでね。」
と言ってくれます。

Iさんの仕事は今は雑用係のようになってしまいましたが、午後の電話番だけでなく、
労力をいとわない彼女の細かい気配りがなくなったら10数名の従業員にも、
そして経営者にも大きなマイナスになると思います。
それが経営者夫婦には分かっていない。
いなくなってからでなきゃわからないのだろうな。

「Iさんがやめたらふたりで70歳くらいまでがんばりましょう。」と経営者の奥さんは言います。
今度は私一人に任せる気でしょうか?
Iさん、いくつまで頑張ってくれるのかな?
明日、Iさんにもパンをおすそわけしようと思います。