写真は2,3日前、晴れの日に撮った我が家のモクレン。
今日は、春の嵐です。
金曜日に父の、今日は義父のお墓参りに行ってきました。
今日は雨風が強く、お線香をつけるのに一苦労でしたが、すっきりいい気分です。
お父さんたち、お母さんたちをしっかり見守っていてね!
昨夜、NHKでテレビのこれからについての番組がありました。
「テレビに何を求めるか?」「テレビはなくなるのか?」など、
一般視聴者と、NHKばかりか各民放の人気番組の制作者をも交えての討論でした。
若者は携帯からすべての情報を得て、テレビを必要としない人が増えているとか。
オンデマンドで見たい番組を見たい時に見られるようにすべきではないかとか。
「テレビ離れ」が進んでいるのは確かなようです。
思えば、私はテレビと同い年。
もちろん我が家にテレビが来たのはもっと後。小学校に入るころでした。
学校では先生に「テレビは1日1時間まで」と言われていました。
そんな話が笑い話になり、日本人はテレビべったりになり、そして「テレビ離れ」。
これからどうなっていくのでしょう?
私は、マスメディアの送り手は社会に与える影響の大きさを自覚し、
ポリシーを持って、質の良い番組を作り続けてほしいと思います。
まねっこでなく、それぞれの努力と創意工夫のもとで。
そういうテレビであれば、「個」が重視される時代になっても、
皆でそろって見たい、楽しみたいと思います。
今朝、ふとテレビをつけました。
そう、携帯やネットと違って「ふと」つけたのでした。
東北のこけしの町の成人式の模様でした。
6人の青年の「12歳の時の夢」と現実。
うまくいっている子もそうでない子も応援したくなりました。
その後で、「かんてんぱぱ」の会社を取り上げた番組。
これも「いつのまにか」見てしまいました。
創立者が書いた「年輪経営」という本が今、ビジネスマンの間で大変読まれているそうです。
会社の規模を大きくしていくのは年輪のように少しずつ。
何より社員の幸せを求め、あらゆるところでその思いが実践されています。
経営者と社員が会社の50年後を語り、どの顔も輝いていました。
どちらも「選んだ」番組ではありません。
オンデマンドでは見なかったかもしれない偶然の出会いです。
見る者をすがすがしい気持にさせ、明るい方向へ目を向ける、
こんな番組もテレビは作ることができるのだと改めて思いました。