桃の花
散歩をしていると香り高い水仙とはまた別に優しい香りに包まれました。
派手ではないけれど、奥ゆかしい懐かしいような香り。
そんな人になりたいなと思いながらなかなかねぇ・・・
昨日、いつもの信用金庫でちょっと嫌な人になりそうでした。
普段はどんな場所でもクレームなんてほとんど言わないのですが・・・
ATMで振り込みカードで振り込もうと思ったら「使用できません」という声が。
磁気がだめらしい。先月も同様で、その時作りなおしたカードです。
窓口に行き、その旨を伝えました。
窓口の女性はにこやかに「新しいカードをお作りください。」と。
わかっています、それは。「先月も作ったばかりなんですが・・・」。
またも、本当ににこやかないいお顔で「はい、もう一度お作りください。」
「毎回作っていたのではカードを作る意味がないのではありませんか?
1台しかないATMで後ろの人を待たせるのが嫌でカードを作ったんです。
どうしたらカードの磁気を守れるんですか?」
彼女の顔から初めてにこやかな笑顔が消え、上司を呼びに行きました。
結局、らちが明きませんでしたが、
あの時、彼女がもう少しすまなそうな顔、「困りましたねぇ」の顔をしてくれたら、
今月もすんなりカードを作りなおしたんだけどなぁ・・・
いつか読んだ「江戸しぐさ」新人教育に使ったらどうかしら?
それとも「お客様の顔に合わせて困った顔をしましょう。」とマニュアルに書き足しますか。
爽やかな満面の笑顔にイライラする時もあるのですね。
桃の花のようにやさしい控え目なおばさんでいたいのだけど・・・(^^ゞ