石橋のかかる小川、散歩コースのひとつです。
犬と一緒の朝夕の散歩は、これまでの人生の3分の2以上の期間、
欠かさずに続いている日課です。
気分爽快・無我の境地のはずですが・・・
最近は、ちょっと考えていることがあります。
仕事のこと、これからのこと、そして加えて家族のこと。
実は、数年前に起きた「我が家の次男を養子に」問題が再浮上し・・・
夫は5男1女の6人兄弟の4男ですが、次の世代、義父母にとっての孫があまりいません。
夫の実家を継ぐのは我が家の息子達のだれかが・・・
と言われればそれもそうかとも思えるのですが。
我が家には二人の息子がいます。
私の勝手な考えですがこう考えています。私の理想です。
あまり遠くないところに(これは母親の甘えです)、
それぞれの家庭を築き、お互い寄りかかるのではなく、本当に困ったときには助け合う関係。
勿論、私の意識が正常に機能しなくなったときのことは何とも言えませんが、
そんな関係を息子達やその家族と保てたなら・・・と。
そこには「家」とか「継ぐ」とかそういう意識はあまりありません。
実際、夫婦で寄り添って生きて、それが困難になったときには家を処分して、
そのお金で施設へということも視野に入れています。
義父母の年齢を思うと「跡を取る」というのがとても重要なことであるのもわかるし、
安心させてあげたい気もあるのですが、次男にとってあまりにも重い気がします。
夫の実家には義父母・未婚の義兄ふたり、同じ敷地内に子供のいない義弟夫婦がいます。
ひどい言い方ですが、次男がケアハウスの所長になってしまうような気がして。
母のエゴでしょうか?優しい子なだけに心配です。
そんなこんなをのどかな風景の中を歩きながら考えています。