庭の花にも秋が感じられるようになってきました。
だけど、足りないものが・・・。人なつこくて気のいい陽気なあの目がありません。
ジョンが恋しいのはもちろん、我が家の全員が「犬」という愛しい生き物が恋しくなってきました。
「犬が飼いたい。」と言い始めた息子達。夫も「犬を見に行こう。」と言うので、
600匹の犬を抱える大きなブリーダーを訪ねてみました。
ジョンは25kgありました。我が家の希望は、中型の毛足の短い犬種。
ラブラドールとダルメシアンの子犬をだっこさせてもらいました。
小型犬ですが、活発なジャック・ラッセル・テリアも見せてもらいました。
温かく元気な子犬の体、犬の匂い、顔や首をペロペロなめる感触。
ジョンが恋しい思いと、久しぶりに犬に触れた喜びが同時に押し寄せ、
思ってもいなかった涙がポロポロ出て困りました。
可愛い子ばかりで、気持ちは少し動きましたが結局帰りも夫と二人。
途中でジョンに供えるお花を買って帰りました。
まだ、運命の子には会えないみたいです。
夫は帰りの車の中で「やっぱりジョンをもらった八ヶ岳の牧場へ行こうよ。
少しでもジョンと血のつながった犬がいるかもしれない。」とまた言っていました。
男だから私ほど「ジョン、ジョン」言いませんが、夫も相当ジョンが好きだったようです。
しかし、16年もたっているのにいるのかな~?困難な捜索だと思うのだけど・・・
ふと、「ルーツ」のクンタ・キンテを思い出しました。古いですねぇ。(^^)