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奈良放火殺人事件

高校1年生の長男が身柄確保、そして犯行を認めました。

直前まで高校で学びクラブ活動をし、英会話学校のレッスンまで受けていた長男。

これまでの事件の、無関心の中での「普通のいい子でした」という評判ではなく、

周りの人ははっきりと彼の長所を挙げ、友人からも「弟妹思いだった」と、

評されている高校1年生。「すべてを忘れたかった。」と言っているそうです。


このニュースを聞いたとき、

長男の大学受験失敗を嘆いて鬱になっていた友人を思っていました。

あの時、私は、「このままでは彼女は殺される」そんなことを危惧したことを。

今度の事件も、父親に叱られて・・・という短絡的なものかもしれませんが、

日常的に彼の心をじわじわと追い込んでいく何かがあったのではないか、

そんな気がしてしまいます。別に家庭的な事情もあったようですが。


友人は憑き物が落ちたかのように変わり、顔立ちまで美しくなりました。

もちろん受験生の母として心配はあり、小さなグチは出ます。

しかし、もうそんな凶行を私に想像させることはありません。

「よかった。」と言っては今度の事件のご家族に大変申し訳ないけれど、

ニュースを聞きながら、友人のことを思うと少し胸をなで下ろしています。