先日塾を辞めた子の後日談です。
昨日、お母さんがみえました。
「そんなに勉強しないなら、塾も辞めてしまいなさい!」
「ああ、辞めてやる!」の結果だったそうです。
ゲームばかりやっていてとにかく勉強しない。そればかりか生活態度もあまりにもだらしない。
それというのも、悪いのはお父さんで、子供たちはお父さんの生活態度をまねている。
自分は、お父さんと子どもたちを向こうに回し1:3で戦っている。
更年期も始まったらしく、子どもたちと向き合うことに疲れてしまった。
しばらく子どもたちから目を背け、放っておきたい。
そういうお話でした。
このお母さんとお話しするたびに、いつもお父さんへの不満があふれてきます。
お父さんは、おっとりと穏やかな丸い感じの方です。
きまじめでしっかり者のお母さんに、のんびりお人好しのお父さん。
上手く作用すればいい夫婦なのだけど・・・
子どもたちは「お父さんがいるから救われる。」そう私に言っていました。
夫婦という両輪のアンバランスが子どもの心を不安定にしている例、
そう片づけてしまうには子どもたちがかわいそうな気がします。