強きをくじき弱きを助ける!
任侠・侠客、実は大好きで、特に清水次郎長は子供の頃から好きでした。
父や祖母が見る時代劇はあまり好きではなかったけれど,
竹脇無我さんの清水次郎長だけはよく見ていました。
やくざの親分など似合わなそうな「竹脇次郎長」は品が良く温かく、
子分達も皆魅力的でした。子分で特に好きだったのは、
「大政」大木実さん、「石松」あおい輝彦さん、「小政」松山省二さん(たぶん)でした。
名古屋弁の「法印」南利明さんもおもしろくて大好きでした。
太田博之さん、田辺靖雄さん、近藤正臣さんもいなせでステキでした。
そうそう、「お蝶さん」は梓英子さん、清潔そうでかわいかったなぁ。
その昔々のドラマのイメージで、山本一力さんの「背負い富士」を読み、
NHKで先週から始まったそのドラマを楽しみに待っていました。
1回目はちょっとイメージが違ったけれど、
今日2回目、だんだんおもしろくなりそうです。
ただ、中村雅俊さん、すでに親分の風格というか、
駆け出しの「次郎長」はちょっと・・・
しかし、手のひらを見せて腰を落とした例のスタイルでの、
「おひかえなすって、手前生国は・・・」の啖呵はやっぱり惚れ惚れします。
強きをくじき、弱きを助ける・・・次郎長みたいなヒーロー、
今の世にもなんとかひとりくらい現れないかしら~!