
安野光雅さんが大好きです。
カレンダーや絵も彼の作品をよく飾り、
疲れたときにはずらりとそろった「旅の絵本」の中をさまよいます。
「大志の歌」もいかにも彼らしい、
どこまで冗談でどこまでまじめなのかわからない、
センスのいいユーモアといたずら心にあふれた本です。
34の幼稚園から大学までがそろってそれぞれの校歌を競い合います。
途中、実は本編よりさらに楽しい場内アナウンスも度々入ります。
上手く説明できないので抜粋します。
東京都立蚤小学校校歌
おいらの運動場は人さまの
肌と肌着の間だが
迷子になったり追われたり
ああ 我らが蚤の小学校
境港市立鯖高等学校伝承歌鯖節
サ・バ・ダ サバダバダ サバダバダ
サ・バ・ダ 僕たちはサバたちだ
サバダッテバ サバダバダ サバダバダ
大台ヶ原村立梟定時制高等学校校歌
みんなの昼は僕らの夜で
月下美人は昼に咲き
おいらの夢は夜開く
ああ 静かな昼の月よ
我らが森の高等学校
〔アナウンス〕
売店での買い物は日本円でお願いします。
木の葉をお出しになった方がございました。
ご注意ください。
クスッと笑っては、なんだか心が元気になっていく、
そんな「大志の歌祭り」のほんのひとこまでした。