我が家の西の窓を見ると、明神が岳の上に入道雲が!夏です!
夏になると聞きたくなる曲があります。
サザンではありません、チューブ・・も惜しいけど、もうちょっと古い。
大瀧詠一!「カナリア諸島にて」「君は天然色」「幸せな結末」「夢で逢えたら」・・
大瀧詠一さんの伸びのよい明るい歌声を聞いていると、
本当にカナリア諸島でお日様をいっぱい浴びている気持ちになります。
行ったことないけど。(^^ゞ
今日は仕事は休み。午前中にがん検診を済ませ午後はのんびり。
「アレクサ、大瀧詠一をかけて!」としばし音楽を聴いた後は読書です。
本屋大賞を立て続けに読んだら、なんだか甘いものを食べ過ぎた気分。
いや、どれもよかったんだけど、「癒されました!」「泣きました!」
という絶賛の感想を読むにつけ、書店員さんが多くの人に読んでもらいたいと思う
本の傾向が見えてきたような気がします。
自分の食指の動く本を読めばいいんですよね。世間の評判でなく。
ということで、今は谷崎潤一郎「陰影礼讃」。
大瀧詠一を聴いて「陰影礼賛」、明と暗。なにか違うのではと思いつつ、
ちょっとタイムスリップしたような気分の夏の午後です。
大瀧詠一さんは私が高校生のころのロックバンド「はっぴいえんど」のメンバー。
数年前に亡くなられましたが、松本隆さん・細野晴臣さんは今も活躍中です。
細野さんが若いスタッフに音楽談義をしているのを拝聴したことがあります。