今日もブログ日和

犬・本・料理大好き!節約しながらエンジョイシニアライフ♪

2020年5月に読んだ本

読んだ本の数:5

今日、図書館が再開しました!すでに予約してある人しか利用できません。

コロナ騒動で休館する前に予約していた本を受け取りに行きました。

ビニールシートを張り、入ってから出るまでの進路も決められていました。

自由に閲覧できる日が1日も早く来ますように!


浮世女房洒落日記浮世女房洒落日記感想
「代わり映えしないことこそ、本当は一番すごいことなんじゃぁないの。」「乗り越えるんじゃない、やり過ごすんだ」お蔦さんのこれらの言葉が、コロナ騒動の今、身に染みる。季節の移り変わりが暮らしに根差し、お金はなくても折々の行事は欠かさない。家族や町の人々と、揉めながらも肩よせあってワイワイ暮らす。いいなぁ!お蔦さんの威勢を借りて「信じるが勝ち」でいってみよう!
読了日:05月03日 著者:木内 昇


とり残されて (文春文庫)とり残されて (文春文庫)感想
大好きな作家なのになぜかこの短編集には惹かれるものを見つけられなかった。
読了日:05月07日 著者:宮部 みゆき

 


あるかしら書店あるかしら書店感想
何度目かの再読なのに「こんなのあったかしら」と小さな発見があり、笑って、同感して、ワクワクして、本への想いで胸が熱くなってしまう。図書館、早く再開して!
読了日:05月10日 著者:ヨシタケ シンスケ


先生のお庭番 (徳間文庫)先生のお庭番 (徳間文庫)感想
シーボルトの園丁熊吉の愚直なまでの一途な思いがいじらしかった。蘭語を学びたい、植物の収集を通じて先生の役に立ちたいと願う熊吉。その願いが叶ったときの喜びが伝わり胸が熱くなる。辛い責めをおったシーボルト事件、その真相はともかく、少年から青年への一時、このような充足感を得た熊吉は幸せだったと思う。朝井まかてさんの文は簡潔にして、情景描写が美しい。無性に出島を訪ねたくなった。
読了日:05月13日 著者:朝井 まかて


宿命 (講談社文庫)宿命 (講談社文庫)感想
おもしろかった。やや強引な展開とも思ったが、そこはエンターテインメントとして最後の1行まで引き付けられた。
読了日:05月31日 著者:東野 圭吾